2010年03月17日
How are you? の正しい答え方

今日は小学校の卒業式ですね。
6年生の皆さん、


そこで、今日は6年生のRick君のエピソードを。
Rick君の小学校の英語の時間、
How are you?
I'm fine.
How are you?
I'm fine.
How are you?
I'm fine.
How are you?
I'm fine.
How are you?
I'm fine.
How are you?
I'm fine.
と一人ずつ順番に先生に聞かれて挨拶の仕方を習っていた。
そして、Rick君の番
How are you?
I'm OK.Thanks.と、普通に答えたRick君。
後日英語の先生が「みんながI'm fine.と答える中で、Rick君の返事はすごく自然で光っていたよ。」
と褒めてくれたそうだ。

「うちの子、何の取り得もない地味な子なのに(←そんな事はありません。)先生にそういってもらえて嬉しかったみたい。」とお母さん。
Rick君にしてみればGEMに来て挨拶するのと同じ感覚で、意識せずに自然に口から出てきた言葉だという。

Rickママとそんな話をしていたら、Heath先生が「今時アメリカ、カナダで How are you?と聞かれてI'm fine.と答える人なんか一人もいないよ。」
「え~?そうなん?中学校で習って以来20年以上に渡ってI'm fineと答えていたよ~。」とびっくりした私たち。

Heath先生からそう聞いて、幼稚園ちゃんクラスの子ども達が何と答えているか、じっくり観察してみた。

Good.
I’m OK.
I’m Happy.
Great.
Super.
Very Good.
なんと、一人もI'm fineなんて答えた子がいない。
しかも6人いた子供達全員が違った返事をしていた。
きゃ~。生の英語に触れるってこういうことなんだ~。と心の中で感動。
GEMのスタッフとしてシアワセなのは、こんな瞬間をたくさん見られること。

ちなみに待合で待っていたお母さん達は全員がI'm fineと答えておりました。

ところで、小三から英語を始めたRick君、最近では
「(もっと早く始めていれば、もっとたくさん英語が喋れたはずだから)なんで、もっと早く英語習わせてくれんかったん?」
と訴えているそうです。
