2010年09月07日
県庁→中央公園→高松市役所(3)

さて、子ども向けの経済のお話とは・・・・。
ファイナンシャルプランナー(FP)の先生がユニクロのTシャツを通して、
それに関わっている人や物の流れ、国によるお金の価値などを丁寧に教えてくれた。
詳しく書くと長くなるのでかいつまんで話を再現すると、こんな感じ。
(それでも長い)
ユニクロのTシャツ1枚いくら?
↓
1000円と予想してみる。
先生が持ってきていたものは1500円。
↓
何から出来てる?
↓
ペットボトルと答えた長男 Luke(小2)。
何かのリサイクルの本でも読んでたのか?
正解は綿。
↓
どこの国から買う?
↓
インド、アメリカ
(外国に興味があるLuke,この辺りで話に釘付け)
↓
1枚のTシャツの重さは?
↓
約170グラム
↓
170グラムの綿の値段は?
↓
30円(なんと30円だったとは?)
↓
どこの国でTシャツを作っている?
↓
85パーセントが中国
その後、高松に届くまでにどんな事にお金がかかっているか?
と言う事でそれに関わっている人たちや仕事が見えてきた。
中国でTシャツを縫っている人の1ヶ月の給料は15000円
時給にすると、なんと75円だそう。
(ちなみにバングラデシュで同じ仕事を頼むと時給10円。)
びっくり。
日本の人口と中国、インドの人口を比べてみると、
日本が1億2750万人に対してそれぞれ、
13億3000万人、12億人
と、実に10倍。
100家族あたりの保有自動車数も
日本が116台に対し、
中国は8台、インドは5台。
散髪代を比べてみると、
日本が3700円、
中国は250円、
そしてインドは6円。
そういう事を比較すると
中国は日本の40年前(昭和40年代)
インドにいたっては日本の50~60年前と同じだとか。
(車がないから道がない、冷蔵庫もない電気もない)
今の小学生たちが20年後・30年後に活躍する場所は
中国とインド。
そして、必要なのは中国語と英語
と言う結論に達した。
それを聞いた 長女 りっきー
「やったー、りっきー英語やっているから大丈夫や~。
中国語はどうしょう・・・?」
と思わず叫ぶ。
この自信はどこから?
仕事で使える英語力には、まだまだだと思うけど、、、。
思わず苦笑の母。
ホント、日頃、新聞記事を読んでいても、
日本の企業も外国から優秀な人材を確保し始めているので、
会社は外国人社員の割合が高くなるだろうし、
近い将来、日本人が日本にいるだけでは仕事がない時代になるのでは?
とつくづく思う。
帰り際、FPの先生が
「今、1元=13円なんだけど20年後、30年後1元がどのくらいの価値になっているか楽しみにしていて。」
と言って一人ひとりに中国の1元を渡してくれた。
子ども達、外国のお金が自分の物になるとあって大興奮。
最後にお金の数え方や本物のお金の見分け方を教えて貰い、
あっという間の1時間半だった。
大人が聞いても色々な発見があったので、楽しかった。
来年も申し込もう~
Posted by ジェムスクール屋島校 at 13:07│Comments(0)
│日々の生活
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。