2010年11月10日

目からウロコの英語環境(1)

目からウロコの英語環境(1)
上ハロウィンウィークのひとコマ

英語を習うなら、ず~っと同じ先生がいい?

お母さん目線からすると
英語を習うなら子供が慣れた同じ先生に習わせたい。
と思っている方が大多数かもしれません。

私自身、GEMの仕事を始めた1年目当時、
新しい講師が来ると、話す時、違和感がありました。
それが、仕事を通して色々な英語(もちろん北米英語のみですが・・。)
に触れた結果、現在、初対面の人ともしっくりこないという事はありません。
これは、自分自身がたくさんの講師の英語に触れる経験をして、びっくりした事のひとつです。

同じアメリカ人でも人によってよく使う言葉や口癖、
英語を喋る早さなどはさまざまです。

例えば、子ども達を褒める時にも
A先生はGood job.B先生はGreat.C先生はAwesome.
など、講師によってよく使う言葉があります。
色々な先生に関わることによって、同じような場面でも
先生との会話から色々な言い回しや表現を学んでいくことが出来るのです。

一方、一人の先生に慣れてしまうと、その先生の英語は分かっても
他の人の英語に戸惑ってしまう様になります。


GEMでは講師の任期は1年間ですが、
実際、新しい講師が来た時には戸惑う子ども達が見受けられます。
「先生が早口で何ていってるか分からん。」
などと、私に訴えかけてきた子も何人かいます。
それが、先生が変わって1ヵ月後には、私が「先生の英語分かる?」と聞くと
「分かるよ~。」と自分達がほんの1ヶ月前、私に泣きついてきた事を忘れてる様子。
GEMの子ども達は、そうやって色々な英語に慣れていくのです。

そして、外国人慣れも語学力のひとつ。
外国人に慣れていない私たち日本人、
道端で外国人に話しかけられてドキドキした経験があるのでは?
色々な講師に触れる事は、外見もさまざまなので外国人慣れするということにつながります。
いくら、先生が外国人でも一人の先生に慣れるだけでは、
いざ、他の外国人に会うとやっぱりドキドキしてしまうのです。

語学という点からは同じ先生に5年間習った子と
色々な先生に5年間習った子では同じ様に英語に触れているにも関わらず、
後者の方がずっと伸びがいい
理由が、
分かって頂けたでしょうか?

貴重な子ども時代の英語、
お母さんの思い込みで間違った英語環境を与えてしまうと勿体ないですね。




同じカテゴリー(My英語子育て~ペラペラへの道~)の記事画像
子どもは親の思い通りには育たない!?
英語(発音)が通じない??(3)
英語(発音)が通じない??(2)
英語(発音)が通じない??(1)
英検(3)
英検(2)
同じカテゴリー(My英語子育て~ペラペラへの道~)の記事
 子どもは親の思い通りには育たない!? (2023-06-24 16:24)
 英語(発音)が通じない??(3) (2012-06-01 11:44)
 英語(発音)が通じない??(2) (2012-05-29 11:42)
 英語(発音)が通じない??(1) (2012-05-26 12:22)
 英検(3) (2012-01-27 11:19)
 英検(2) (2012-01-25 13:39)

この記事へのコメント
生まれ育った伊予弁。(広島弁に近い)
学生時代にたっぷり影響をうけた関西弁(兵庫・大阪北部・大阪南部・奈良・京都で使う単語や語尾がかわるので、そこもほぼマスター)
いまでは違和感なく使えるようになった讃岐弁。
旦那が育った+親戚が居るので、たまに使う岡山弁。
関東出身の友人が多い+テレビからきた東京弁。

このエリアの人とは問題なくコミュニケーションがとれますが、東北や南九州の人の超早口の会話にははいっていけないことがあります。(接する機会が少なかったから)

英語が使われている地域は、本当に広い。
ノンネイティブを含めればもっと。

それを、これまでの自身の日本語体験に置き換えれば、わかりやすいですね~。

でもまあ、いろんな人と接するのが大事って話だけをすると、、「英語を話せる先生なら何人でもどこの人でもよい」=「いろんな種類の英語が聞き取れる・話せる」 ってことで、それがbestという誤解をうんでしまうかも。


私としては、ある程度の基礎が固まるまでは、日本語に置き換えると「伊予弁」+「テレビや本の東京弁」
応用できるだけの力がついてからの、他県の方言。

つまりは、子供もの頃や習い始めは、米語なり英語なり、ある程度の範疇での多様な表現を。
その基礎が出来てからなら、もっと世界をひろげてもいいってかんじかな?
(これがおそらくGEMの方針ですよね)
Posted by ジュンコ at 2010年11月10日 11:43
ジュンコさん 

こんにちは~。
今年もハロウィン来て頂いてありがとうございます。
Kちゃんも初めてのハロウィンは 怖い~と言っていましたが、
今年は 楽しい~に変わったかな??

子供の頃や習い始めは、米語なり英語なり、ある程度の範疇での多様な表現を。

まさにその通り!

基礎が出来るまでは基本となるきれいな英語をしっかり入れてやることだと思います。

GEMではベビーちゃんからのクラスも多いので、その子達に訛りのある英語を聞かせるわけにはいかない。
そういう訳で世界主流のアメリカ英語にこだわっています。

当然、オーストラリアやイギリス英語はなしです。
また、最近増えてきた、英語が公用語の国の先生が英語を教えるなんてありえません。

ある程度しっかり、出来るようになってからなら、訛りのある英語に触れるのもありだと思いますが・・・。
(と、ここまで書いて、ずーっと、アメリカ英語を聞いてきたうちの子供に
オーストラリア英語をたっぷり聞かせるとどういう反応するか実験してみたくなりました。)

子どもが外国語として、英語を習得していく様子は面白い。

ジュンコさんの言われるように、ママ達も、これまでの自身の日本語体験、
英語習得体験と置き換えれば、
「ナルホド~、納得。」と理解してもらえる事ばかりなのですが、
自分の子どもの英語習得過程に関しては、意外と誤解したり、思い込んでいたりという事も多いです。
子どもが大きくなるのはあっと言う間、間違った環境を与えては、貴重な時間が勿体無い・・・。

GEMの生徒さん達には直接お話させていただくことも多いのですが、
せっかくなので、また少しづつ紹介していきますね。

英語子育てに興味があるママには、当たり前の事ですが、
きっと、普通のお母さんにとっては、目からウロコの連続ですよ~。
Posted by あっきー at 2010年11月11日 12:37
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
目からウロコの英語環境(1)
    コメント(2)